油絵の具の魔術師軍団『岡野真人』『岡田豊』『本間亮次』の師匠、野獣派画家ムッシュこと『山川茂』の遺作展に行って参りました!


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どもッ!UCです。

今回、私UCが油絵の具の魅力にどっぷりとハマってしまった理由をちょっぴり真面目にお話させて頂きたいと思います。

およそ20年近く前、東京は高円寺近辺でバンド活動に没頭していた頃、自身で企画したライブイベントのフライヤーのイラストを作画してくれていたのが現在TRESTでも活躍してくれている『岡野真人』氏なのです。
歳も近く、聞いてきた音楽の傾向も似ていた事もあり(主にスラッシュメタル)直ぐに打ち解けほぼ毎回と言っていい程、ハードコアな作品を提供してくれていました。

今は無き高円寺20000Vに貼ってあるフライヤーの中でも特にイカしてました!

今は無き高円寺20000Vに貼ってあるフライヤーの中でも特にイカしてました!


そんなある日、突然岡野氏が妙に真剣な眼差しでこんな事を言い出したのです…。

『ある師匠に弟子入りして油絵を学ぶ為に伊豆の山に籠る!』

耳を疑いました。

油絵!?

弟子入り?

このインターネット時代に何を急に、マジか!?
率直な感想です…。

そして暫くの時が経過し一通の案内状が届きます。
それは、修行の地場である伊東で開催される『岡野真人展』。そう、岡野氏の個展の案内でした。
正直、当時油絵に関しては自分がまだ小さい頃に父親が趣味で描いてたのを見ていた程度で特に何の思い入れも無かったのですが、単純に久し振りに岡野氏に会えるのを楽しみに足を運んだ次第なのです。

ところが、どっこい。

思えばこの日から私UCの絵に対する向き合い方がガラリとパラダイム転換をおこした気がします。

今までの主にボールペンを使い線と点描で描くそのスタイルとはうって変わり、油絵の具の上に油絵の具を重ねた重厚な色使い。それでいてモチーフの息吹を感じられパワー溢れるスリリングな作品群。
音楽というフィールドでの表現者でありそれなりにアーティスト気取りだった自身が初めて味わう感覚。

なんという圧力。

その瞬間、絵の原画なんてたったの一枚も持った事の無いバンドマンがいきなり三枚の作品をゲットしてしまったのです!

そしてその岡野氏が師事したのが『山川茂』画伯、その人なのです。
70年代~80年代、主にフランスを拠点としたヨーロッパで活躍し当時の日本人では大変珍しい、美術展で数多くの栄誉有る賞を受賞した巨匠。70歳で帰国後は、静岡県伊東市にアトリエを構え岡野真人氏・岡田豊氏・本間亮次氏・北見美佳氏の4人の内弟子と多数の外弟子を指導し、若手画家の育成に長くかかわり、つい先日残念ながらも沢山の傑作を残して90年の人生を終えました。

岡野氏を兄弟子とし、TRESTでも作品を提供して頂いている『岡田豊』『本間亮次』にもそのスタイルは引き継がれ更に深まりそれぞれ独自の作風へと昇華させています。
私自身、とても影響され続けているこの画家達の師匠の絵は惜しくも遺作展という形で初めて向き合う事になったのですが…。

それは、自分が好きなバンドのルーツを遡って聞く感覚に良く似ていました。
(メタリカ→ミスフィッツ・ブルーハーツ→ピストルズ的な!!)

圧巻。

ホント、その一言です。
内弟子達に流れるアイデンティティーをダイレクトに感じるその作風。あまりに力強く記憶に深く突き刺さる強烈な作品群。
あの時、岡野氏の絵を衝動買いした自分がまたそこに居ました。

どちらかというと華やかなパリより路地裏や看板等、生活感の漂う作品が多い山川画伯の没後、開かずの部屋から最近出てきたという珍しいエッフェル塔を配したデッサン的要素の一枚に一目惚れしてしまいました!

どちらかというと華やかなパリより路地裏や看板等、生活感の漂う作品が多い山川画伯の没後、開かずの部屋から最近出てきたという珍しいエッフェル塔を配したデッサン的要素の一枚に一目惚れしてしまいました!

都会の煌めきと春の息吹き。それと同時に孤独感や人々の歴史も感ずる事が出来る不思議な風合い。

ムッシュが提唱してた野獣派とは何か!?
油絵とは?
アートとは?

多分、自分ごときではいつまでたっても答えを見出だせないであろうその旅の迷いと醍醐味に一生魅了され続ける事になりそうです!

合掌。

合掌。

ムッシュ山川茂画伯の内弟子達の作品をTRESTで扱える事に感謝します!

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先週末、クレイジーバンプ社無事移転致しました(*^_^*)

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応接室にも岡野真人画伯の大好きなポジティブパワー溢れる絵を飾りました!

★新天地は中目黒★

お気軽に遊びに来て下さいね♪


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